マシンピラティスって?

リフォーマーやチェアなどという器械(イクイップメント)を使用して行います。こんなゴツイ器械を使って、どんな苦しい運動させられちゃうの?という印象を持たれる方が多いです。しかしながら、さにあらず。

むしろ、マットピラティスグループレッスンなどで苦しい思いをしたかた、効果が実感できなかったかたにおすすめしたいのが器材を使ったピラティスです。

ポイントは抵抗

のれんに腕押しということわざがありますが、単に腕を前に伸ばすのでも、軽く手ごたえがあるものを押し返すように前に伸ばすのと、ただ漫然と腕を前に出すのとでは、ご自身の感覚も違うでしょうし、体の使いかたが明らかに変わります。ある程度の抵抗をかけることで自然に力の方向性が理解できるようになります。 (抵抗を強く設定すればいわゆる筋トレのように、アウターの筋肉を鍛えるということにもなりますが、あまりそのような使い方はしません。)

逆に、安定した地上に支えられていれば難なく出来るような動作を、あえてその抵抗を小さくして不安定な状態の中で行うことによって、どのようにして体幹の安定を確保するか、それを身体感覚として掴んでいくことが出来るわけです。