ヨーガクティール凪の中の人は、ワタクシ、桐原りさです。2020年1月、東京から神戸に移転してまいりました。
1人でやっている小さなヨガ・ピラティススタジオ&ボディトリートメントサロンです。「心身をトータルに整えること=コンディショニング」をコンセプトに掲げています。筋肉隆々にするタイプのトレーニング等はおこなっておりません。
ヨガ・ピラティス・マスターストレッチを複合的に取り入れた個人レッスンを中心に、足圧整体というトリートメントメニューを提供しています。
きりはら りさ
早稲田大学第一文学部卒業後安定した会社員生活を長く続ける。
2009年に綿本彰先生の指導者養成講座を修了後、勢い余って脱サラしインストラクターに転身。その後ヨガ・ピラティスをはじめ、様々なボディーワークからヒントをもらいながら日々マニアックに研究中。
なぜパーソナルクラスなのか
たくさんの人と一緒に同じ練習をするクラスにも良いところはありますし、私自身も大好きです。でもなぜパーソナルで行うのか?・・・いかんせん部屋が狭いから(その名の通り【クティール=小屋・庵】)というのも大いにありますが、それだけではありません。
体には人それぞれに個性があり、ひとりひとり異なる歴史もあります。同じゴールを目指していても、そのゴールへの道のりが全員同じであるとは限らないわけです。
グループクラスの利点のひとつは「他の人から学ぶことが出来る」というところですが、このことと「他人と比べてしまう」という弱点とは諸刃の剣のようなもの、という気がします。パーソナルクラスを通じて、他人と比較して優劣をつけたり一喜一憂するのではなく、自分の身体との良好な関係を構築していっていただければと思っています。
ヨガとは?
ヨガというのはインドに端を発し、一般的に何千年もの長い歴史の中で積み上げられた先人たちの経験に基づくものとされています。しかし最近では今日私たちが気軽に触れられるヨガのほとんどは、西洋東洋問わず、様々な思想や身体理論などを取り込みながら、言わば「インド風健康増進法」として、ここ100年ちょっとの間に再編されてきたものだということが分かってきました。そして時代や場所、ヒトに合わせて、今もなお有機的に変化し続けているように思われます。最終的にはヨガの種類は「ひとりずつひとつ」ということで良いのでは、というのが私の考え方です。
ピラティスとは?
ピラティスの歴史もやはり100年ほど(創始者のジョセフ・ピラティス氏は1883年生)。上記のヨガ再編の流れの中で、ヨガからも大いにインスピレーションを得て構築されたものであることが推測されます。もともとは主に負傷した兵士のリハビリの目的で考案されたもので、ピラティス氏自身はそれを「コントロロジー」と呼びました。このピラティス氏のメソッドについても、ピラティス氏のオリジナルからは変容していっているようです。男女の身体の違い、日本人とヨーロッパ系の人々との筋骨格系の違い、100年前と現代の人々の生活習慣の違い・・・、これらに対応するために枝葉末節での様々な変化が起きることは、考えてみれば当然のことでしょう。日本人には日本人のための、女性には女性のためのピラティスがあって然るべきですし、最終的にはピラティスとの付き合い方も「ひとりひとつずつ」のものなのでしょう。
気長にその楽しさを味わいましょう
さて、このように成り立ちと現在までの経過を俯瞰するのも楽しいですが、ヨガもピラティスも実践することが何よりも楽しいですし、どちらもまた味わい深いものです。だから、「辛そうだからやりたくない」とか「体が硬いからできないだろう」という食わず嫌いをなくしたいですし、過去に体験したことはあるけれど、何らかのきっかけで嫌になってしまったようなかたにはその楽しさを再発見してもらいたい。そんな思いでクラスをやっています。
来歴
※学びの歴史みたいなもの(長文なので読まなくても大丈夫です!)
綿本彰先生の下で指導者コースを修了(いわゆるRYT200を取得)
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地域の施設やヨガスタジオ、お寺さんの施設をお借りするなどして細々と指導を始める
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ヨガの指導を始めたものの、自分の身体メンテナンスが下手だったためピラティスを再開。
体系的な学びなおしも兼ねてFTPマットピラティス指導者コースを修了
マットピラティスのクラスでよく使われていたストレッチポールの使い方に興味を持つ。
日本コアコンディショニング協会認定ベーシックインストラクターコース修了
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産前産後のママとベビーのためのヨガ指導者コースを修了
以来マタニティヨガやベビー&ママヨガのクラスを提供
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指導開始からから5~6年経過し、やっぱりマシンピラティスもきちんと学びたくなる。
BESJピラティスインストラクター(マットピラティス、リフォーマー、トラペツ、チェア)指導者コース修了
あわせてマスターストレッチトレーナーレベルⅠ~Ⅲを修了
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友永ヨーガ学院にて受けた足圧の技術に感動し、足圧法プロフェッショナルコース修了・認定足圧施術者
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2016年頃からAnadaPrakashYogaAshram(インド・リシケシ)に通い、クラシカルなハタヨーガを学ぶようになる。
クンダリニーヨーガ指導者100時間コース修了
ヨーガライフコーチング100時間コース修了
その他で影響を受けたボディワークは、ロルフィング、コンタクト・インプロヴィゼーションなど。
パーソナルクラスの他、LOHAsolaスタジオ、中野坂上お寺ヨガ(成願寺)、AlwaysLaughing、上智大学公開講座、お寺ヨガ(円光寺)、スタジオGIFT、築地本願寺銀座サロンなどでヨガやピラティスを指導する。
2020年東京を離れ、神戸にてパーソナルスタジオを始める。
凪のシンボル『足の神様』
凪の文字の形にも似たこのロゴは、その名も『足の神様』。
古来インドでは、足はプラーナ(生命エネルギー)が発散される部分とされてきました。ヒンドゥー教では、目上の人に敬意を示すためにその足に触れる習慣があり、また、神聖な場所に足を踏み入れる際には履物を脱ぎます。仏教でもお釈迦さまの足跡を石に刻んだ仏足石を信仰の対象としたりしますね。私自身も、足は体を快適に整える上で重要なカギを握るパーツだと考え、大切にしています。
定期的なヨガの実践を通して2本の足で大地をしっかりと踏み、立って歩くことが出来るカラダを作り。マスターストレッチを使って、足底の感覚を呼び覚ます。そして時には、足圧整体を通して人の足からエネルギーをチャージしてみるのもいいかもしれません。